H.Mさん 14歳

さんまさんのような出っ歯に近い状態でした

動的治療開始時11歳の女子。上あごの歯の出っ張りを主訴として来院された。上顎前歯が約8㎜突出していた。セファログラムによる診断で下顎骨が後退した骨格性上顎前突と診断した。乳歯が一部残っており性徴期であったことから、保護者様の希望も踏まえ、永久歯抜歯を行わないよう努力するものとした。当初の1年5か月間はバイオネーターを使用し、下顎の前方成長を誘導し、上顎前歯の後退を行ったのち、第二大臼歯の萌出を待ち、マルチブラケット装置を使用した。永久歯は非抜歯。装着直後は痛みもあったようであるが、翌日からは痛みも改善していったとのことであった。吹奏楽部に所属され、クラリネットを担当されていたとのことであったが演奏には問題なかったとのことであった。木管系の楽器は影響が少ない傾向がある。動的治療期間 2年7か月(Ⅰ期治療1年5ヶ月+ Ⅱ期治療1年2か月)
私は今、中学生で吹奏楽部に入っています。担当している楽器はクラリネットです。 私が矯正を始めたのは小学5年生でした。矯正と言われたら痛いというイメージがあると思います。私もずっとそう思っていました。 最初私は、歯並びはきれいだったのですが、さんまさんのように出っ歯に近い状態でした。何と8㎜も前後にずれていたのです。そこでバイオネーターという装置を付けることになりました。初めて付けたときは喋りにくいうえに、恥ずかしかったのを覚えています。

私の一番の不安は、友達に笑われたり、嫌われたりしないかということでした。バイオネーターをつけて初めて学校に行く日、私はとっても重い気持ちでした。でも実際学校のに行ってみると、みんなの反応は温かかったです。それから毎日、ご飯を食べるときと歯磨きをするとき以外はずっと装着し続けました。正直いうと、バイオネーターを調整するたびに痛かったです。でも2日もすれば痛みもなくなります。1年半、そんな毎日が続き、ようやくワイヤーに移りました。ちょうどその頃に中学でも吹奏楽に入りました。

 クラリネットは下唇を押さえつけるのですが、痛いのは最初と調整した日だけでした。

 矯正をしているからと言って、他の子より下手になることは絶対にありません。私もこの前、ソロを吹くことが出来ました。

矯正は痛いです。恥ずかしいです。でも努力すればみんながその努力を認めてくれます!私は努力することでここまで歯並びが良く、短期間でできることに驚いています。矯正は自分がどれだけ努力するかで結果がでます。今からやってみようかなという人も、矯正を面倒がっている人も、頑張ってほしいです。必ず歯達もこたえてくれると思います。

私もこれからリテーナーを毎日忘れず付けていこうと思います。これからもクラリネットを続けていこうと思います。みなさんも努力して矯正に取り組んでみてください。

 

治療費用

85万円程度(税込)

矯正治療には以下のようなリスクがあります。

  • ・歯の移動を行う際の痛みが生ずる場合がある。
  • ・ブラッシングが十分行わなかった場合に虫歯ができることがある。
  • ・歯の移動を行うと極めて希に根の吸収が起こることがある。
  • ・矯正用ゴムを指示通り使用しないと計画している歯の動きが得られないことがある。
  • ・装置が粘膜を刺激することで口内炎が起こることがある。
  • ・歯の裏側の装置の場合、装着後数日は発音障害が出ることがある。