機能的矯正装置とは

筋肉の力を利用する矯正装置で、マウスピース型の矯正装置を使用します。主に出っ歯、上顎前突(下顎の劣成長)の治療に使用します。通常、数ヶ月から1年程度で症状が改善されます。
(症状が治った後も、後戻り防⽌のため継続して装置を夜間のみ使って頂きます。)

機能的矯正装置矯正のメリットとデメリット

メリット
機能的矯正装置による治療を行うことにより、通常だと抜歯が必要になるよう状態でも、成長に伴い、矯正治療が必要になった場合でも、抜歯を行わずに、治療を行うことができる可能性が高まります。
デメリット
装着時間が短いと充分な効果が得られないことがあります。

治療の流れ

  • 01

    精密検査

    精密検査(レントゲン写真の撮影、歯形、口の中の写真の撮影など)を行います。

  • 02

    装置の調整

    精密検査の結果をもとに、実際に使用していただく装置を作成します。

  • 03

    使用方法のご説明

    出来上がった装置をもとに、ご家庭での使い方などをご説明します。

  • 04

    定期健診

    装置の使用中は定期的に来院していただき、治療の経過観察を行います。また、治療が終了した後も、症状の後戻りを防ぐために、一定期間は装置の使用を継続していただきます。