2020.06.24 大人の矯正

キレイラインとマウスピース型矯正装置(インビザライン)の違い

歯科衛生士の砂子です。

最近よく「キレイライン」というワードを耳にしませんか?

手軽にマウスピースによる矯正ができるというのが特徴です。

マウスピース矯正には症例数、実績ともに多くある

マウスピース矯正装置(インビザライン)という治療があります。

今回はマウスピース矯正装置(インビザライン)とキレイラインの特徴を比較したいと思います。

どちらもマウスピース型の矯正装置で装着は22時間以上、目立ちにくいというのは変わりません。

 

マウスピース矯正装置(インビザライン)

すべての歯を動かすことが出来るため、

基本的にどんな症例も可能。

アタッチメントやゴムを使い上下の正常な

かみ合わせをつくることが出来る。

スキャニングし、治療計画を立ててシミュレーションを行う。

キレイな歯並びが完成するまでのアライナーの枚数を把握出来る。

歯並びの状態と医院による価格の違いにもよるが、

およそ80~100万円。アライナーの枚数制限はなし。

キレイライン

軽度のガタガタ、出っ歯受け口すきっぱが対象。

基本的に上下前歯12本のみの治療。

短期間での治療を目的としているため、

見た目が改善されれば自分でゴールを決める

ことが出来る。

かみ合わせをしっかり作ることを目的とはしていない為、

完璧な矯正治療は出来ない。

マウスピースの枚数により、費用が異なる。一枚目2万円。

二枚目以降一枚につき4万円。使用する枚数がすくなければ安価。

 

両方を比較しましたが、どちらが良くてどちらが悪いということではありません。

どちらもそれぞれメリット・デメリットがあります。

自分の歯並びはどうなのか、どうしたいのか、どちらに適しているのかにより

選択方法は変わってきます。

お手軽で安いからというだけで選び、見た目だけがキレイになっても、かみ合わせが悪くなってしまうと歯は長持ちしません。ずっと使う大切な歯だからこそしっかりとした診断を受けて自分に適した後悔のない治療を受けて頂きたいと思います。

当院ではマウスピース矯正装置(インビザライン)による治療のカウンセリングを行っております。お気軽にご相談下さい。