2021.02.01 子どもの矯正

舌の癖と歯並びの関係

こんにちは。歯科衛生士の伊藤です。

皆さんは、日常生活の中で、夢中になって本を読んだりテレビを見ている時に、お口をポカーンと開けて、上下の歯の間に舌が出ていたり、飲み込む時に舌をつき出し、歯を押すような動きをすることはありませんか?

 

 

 

 

 

 

これは舌癖といい、舌の癖がある場合、歯並びに大きな影響を及ぼします。

 

舌癖の原因


・お口をポカーンと開けて息をする

舌の筋力が弱い人は唇を閉じる力も弱くなり、お口がポカンと開いている状態になりやすい傾向があります。口呼吸になるため、舌がいつも低い位置にある状態が続き、舌が出やすくなります。

 

 

・舌の裏のひも(舌小帯)が短い

舌小帯が短いと、飲み込む時に舌をしっかり上にあげることができず、舌がいつも低い位置にあり、飲み込むときに舌が出やすくなります。

 

 

 

 

 

・指しゃぶりをしている

前歯にすき間ができ、舌が出やすくなります。

指しゃぶりをする習慣が長いと上下の前歯が生えてくるときに妨げとなり、すき間から舌を出す癖がおこります。

 

 

舌のくせを治すためには


筋機能療法(MFT)を行うことが大切です。

口の周りの筋肉の正しいバランスを作り出し、またそれを維持することを目的とした特別に考えられた特殊な治療プログラムです。舌の癖をトレーニングによって治していきます。


 

 

 

 

 

 

 

 

筋機能療法(MFT)の目的


・舌の筋肉の力を強くする

・唇やほほ、口のまわりの筋肉に力をつける

・正しい飲み込み方を覚える

・トレーニンングで覚えた舌の位置や唇の状態を保ち、日常生活のなかで正しい飲み込み方を習慣にする

 

まとめ


舌の癖があると、飲み込むたびに舌で歯を押していることになります。

そのため、出っ歯になったり、歯と歯の間にすき間が開いたり、上下の歯が噛み合わなくなることがあります。

また、話をするときには、そのすき間に舌が入るため、サ行、タ行、ナ行、ラ行などが舌足らずな発音になることもあります。

 

現在、歯列矯正治療をされている方は、歯を動かす治療がうまくいかないということがあるかもしれません。

また、歯列矯正治療後、舌の癖が残っていると、きれいに整った歯並びにも影響を及ぼしてしまいます。

 

舌の癖が治るようにトレーニンングを頑張りましょう!