2021.02.15 大人の矯正

矯正後の歯並びが後戻りしてしまったときの対応

みなさんこんにちは!歯科衛生士の玉井です。

矯正治療を一段落され、しばらく経ってから『またガタガタして来た気がする…』『あれ?すき間が開いてきたかも…』という経験をされたことはありませんか?それは、矯正治療後の後戻りと言います。今回は、後戻りしてしまった場合の対応についてお話します。

 

後戻りの原因は?

①保定装置の装着時間の短さ

矯正治療で動かす治療(動的治療)の期間が終わると次のステップとして、きれいな歯並びの状態のまま抑える期間(保定)へ移ります。この保定期間の際に使っていただく保定装置(リテーナーやビベラリテーナーなど)の装着時間が正しく守れていないと歯は後戻りを起こします。動的治療を終えて一年ほどは特に歯並びが安定していないので最も後戻りを起こしやすい期間と言えるでしょう。

②舌癖の影響

人によっては飲み込む時や発音するときに特有の舌の癖を持った方がいらっしゃいます。

本来、正しい飲み込み方や発音をしていればかからない負担が舌癖のある方は歯並びに影響を及ぼし、後戻りの原因となってしまうことがあります。

舌だけでなく、普段から頬杖を突いたりするような癖がある方はそれが後戻りの原因のひとつとなっているかもしれません。

③親知らずの影響

親知らずも生えてくる角度や向き、どんな方向で埋まっているかによっては後戻りの原因となります。横向きや斜めで埋まっていたり、そのまま生えてこようとすることできれいに並んだ歯が親知らずに押され、ガタガタしてくることがあります。

 

 

後戻りしてしまったら…その場合の対応

①保定装置の装着時間の確保

頑張って押し込めばなんとか保定装置が入る状態であれば、少し痛むかもしれませんが装着していただくように当院ではお話します。もしくは今の歯並びの状態を維持するように保定装置の調整や作り直しを提案させていただくこともあります。

 

 

 

 

②再治療を行う

歯並びに対してご自身で以前との変化や違和感を感じられたら、もう一度治療を行うというのも選択肢の一つです。

ワイヤーを使った矯正の場合は後戻りの度合いにもよりますが、一部だけ装置を付けて治す部分矯正で対応できることもあります。

 

 

 

 

見た目などの審美性などを考慮するとマウスピース型矯正装置(インビザライン)がおすすめです。一度ワイヤーでの矯正治療を経験された方にとっては、見た目の目立ち方やブラッシングの大変さなどを考えると再治療に踏み切れない方もいらっしゃるかもしれません。

そのような方でもマウスピース型矯正装置(インビザライン)は審美面はもちろん、取り外し可能であるため、ワイヤーでの矯正治療にはない解放感を感じて頂けるかと思います。

 

 

 

 

当院でも最近このマウスピース型矯正装置(インビザライン)を使った治療を希望される方がたくさんいらっしゃいます。マウスピース型矯正装置(インビザライン)の患者様の数は日々増えています。

最後に

他院で矯正治療を終えた後、しばらく経ってから後戻りをしてしまい悩んでいらっしゃる方のご相談をお受けすることも最近少し増えてきたように思います。そんな方は是非一度ご相談にお越しください。

実際のところ、歯はどこまで行っても動こうとするのが事実です。お金と時間をかけて手に入れた美しい歯並びは、誰しも保っていきたい大切なものだと思います。再治療を行ったところで、また後戻りをしてしまっては意味がありません。後戻りを起こさないためにまず、初めに触れた通り保定装置の装着時間をしっかり守ること。これを徹底していきましょう!そしていつまでも自慢の歯並びを保ち続けていってくださいね♪

治療例も併せてご覧ください

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