新年度が始まったら・・・
新年度が始まったら・・・
こんにちは。コーディネーターの前田です。
もうすぐ新年度が始まりますね。
進学、就職、転勤等、新たな環境で生活をスタートする方もおられるでしょう。
治療をすすめる上で、新年度が始まったら「やっていただけると良いのでは?」と思うことをお話したいと思います。
「やっていただけると良いのでは?」
・年間予定を確認しましょう
・治療状況の確認をしましょう
・1年後のご自身の状況を想像してみましょう
・年間予定を確認しましょう
当院では、来院時に次回の予約を取っていただきます。この時季、「4月からの予定が全くわからなくて・・・」と多くの方から聞かれる言葉です。
新年度が始まると「年間予定表」が配布されると思います。学校や職場、塾や習い事、確認すべき予定はいろいろありますね。(一つ上の学年も来年度に向けてチェックしておくのも良いと思います。)予約を取る際、その場でご自身の予定をすぐに確認できるようにしておきましょう。
スケジュール帳に書く、スケジュールアプリに入れる、などご自身が把握しやすい方法でかまいません。家族それぞれが入れらるスケジュール共有アプリもおすすめです。
保護者の方がお子さんの予定を把握しておくことも必要ですが、お子さん自身が自分の予定を管理し、予約できるようになると良いですね。
予約を取った後は、スケジュールに入れて、来院するのをお忘れなく・・・。家族みんなが確認できる家のカレンダーに記入しておくなども「来院忘れ」防止に良いと思います。
少し話はそれますが・・・
希望される日時で予約ができるとストレス無く通院できます。しかしながら、希望日時で取れるときばかりではありません。仕事帰り、学校帰りの時間帯、土曜日は希望される方が多い状況です。まずは希望をお伺いし、第一希望の日時が取れなければ空いている日付や時間帯を提案します。平日の午前中、午後の早めの時間であればご希望に添えることも多くなります。例えば、学校から家を経由せず、直接来院していただくなど、あと15分早く来ていただければ、早い日程で予約を取れます。いつも来ている曜日を時々変更してみるのも良いかもしれません。社会人であれば、有給休暇を利用して、土曜日に来院していたのを時々平日の午前中に来てみる、等です。
・治療状況の確認をしましょう(Ⅱ期治療中の方)
診断結果報告時にお渡ししている「治療計画」に治療の目安(期間・来院回数)が記入されています。(ワイヤー矯正の場合は4週-6週に1回の来院を想定しています。)ご自身がきちんと通院できているのか確認しましょう。目安の3分の2ほどになったら医師に治療状況を確認していただくのも良いでしょう。あとどのくらいで、装置が外れるか(動的治療が終了できるか)を知ることはモチベーションが高まりますね。来院間隔があいてしまいがちになっている場合も、同じように確認をしましょう。「今の来院間隔で行くといつまでかかる?」と意識するだけでも治療への向き合い方が変わるかもしれません。
・1年後のご自身の状況を想像してみましょう
進学、就職、転勤、年単位の留学等で環境が変わることが予想され、通院できなくなる可能性がある方は早めに医師に相談しましょう。「決定していないのに相談するのもな・・・」と躊躇せず相談しましょう。治療を始めたばかりの方は当てはまりませんが、ある程度まで治療が進んでいる場合、環境が変わるまでに動的治療が終了できるかもしれません。「転居先近くの医院に通えばよいか・・・」と安易に「転医」という方法を選ばず、まずは相談しましょう。
何かと忙しい新年度。患者様自身にとって、矯正治療の優先順位はそれぞれ違いますが、「きれいな歯並びを手に入れる」という目標は共通です。私たちスタッフも、患者さまがスムーズに治療が進められるようお手伝いしたいと思っています。