2022.07.20 子どもの矯正

矯正治療をするタイミング

こんにちは。トリートメントコーディネーターの斉藤です。

 

歯科矯正治療は、2.3回で終わる虫歯治療とは違い、ある一定の期間を要する治療になります。治療中にライフスタイルが変わる…という場合も少なくありません。

今日は矯正治療を始めるタイミングについてお話しようと思います。

 

⑴乳歯・または乳歯、永久歯混合歯列の頃

 

不正咬合の種類にもよります。

反対咬合(受け口)のお子さんはその他の不正咬合の種類より、小さいうちに治療を始めて頂くことが多いです。ただし、きちんと装置をつけていただけるようになる年齢(3~5歳ごろ)になってからスタートになります。

 

 

 

 

 

⑵永久歯が生えそろってから

 

永久歯が生えそろう小学校高学年~中学生になると、成人の方と同じような治療になります。『新しい学校生活に慣れてから始めよう』『部活を引退してからにしようかな』と思われる方も多いと思います。しかし、中学校3年生、高校3年生になると受験という大きなイベントが待っています。部活も引退したし、学校生活にも慣れたし…という頃には受験勉強が本格的化していきます。中には受験本番目前で治療を始められる方も、もちろんいらっしゃいますが、期間を要する矯正治療と受験勉強を両立できるかな…と心配される方もやはりいらっしゃいます。

また大学生になると留学したり、学生生活後半は就職活動が始まります。

大学4回生から治療を始めたものの、治療の途中で職場の配属先が通院できる圏内ではなかった!ということもあるかもしれません。

 

 

まとめ

学生生活、勉学・部活等に一生懸命な毎日を送られるのはもちろん素晴らしいことです! しかし、矯正治療は短い方で1年ほど、ほとんどの方が数年を要する治療になります。ちょっとでも矯正治療を考えてらっしゃるのであれば、そのことを頭の片隅に置いてもらい、人生のライフイベント等を鑑み、どの時期に矯正治療をするのが自分に一番合っているのかを1度考えたり、家族の皆さんとご相談頂くのが良いかもしれません。

ぜひ、期間に余裕をもって治療をはじめられる事をお勧めします。

 

『この時期から始めたい!』と思われても、生え換わり等で実際の開始時期と異なることもあります。まずは、初診カウンセリングを受けて頂き、そのあたりも含めてお話、ご相談頂けたらと思います。

まずはお電話、メールにてお問い合わせください。

ご来院お待ちしております。