歯列矯正でワイヤー矯正とマウスピース矯正を併用するケース
こんにちは。歯科衛生士の奥野です。
最近ではマウスピース矯正が多くなってきている中、どうしてもマウスピースだけでは難しい症例の歯並びの方もいらっしゃいます。そんな時は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正を併用して治療を進めていくという方法があります。
そこで今回は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正を併用するケースについて分かりやすく解説します。
歯科矯正には大きく分けて「ワイヤー矯正」と「マウスピース矯正」があります。
「どちらか一方ではダメなの?」
「併用するメリットって何?」
それぞれの矯正方法の特徴
ワイヤー矯正の特徴
・歯を大きく・正確に動かすのが得意
・難症例(ガタガタが強い、歯の回転が大きいなど)にも対応しやすい
・医師が細かくコントロールできる
一方で
・見た目が気になる
・清掃がやや大変
といったデメリットもあります。
マウスピース矯正の特徴
・目立ちにくい
・取り外しができて清掃しやすい
・痛みや違和感が比較的少ない
ただし、
・大きな歯の移動や複雑な動きは苦手
・装着時間を守らないと効果が出にくい
という点があります
なぜ併用するのか?
①得意な動きを組み合わせられる
☆ワイヤー矯正で
→マウスピースでは不得意な歯並びを大きく整える・土台を作る
☆マウスピース矯正で
→細かい調整や仕上げを行う
というように、それぞれの強みを活かした治療が可能になります。
②抜歯ケースの前処置として
特に下の歯を抜歯するケースに用いられます
③見た目や生活への負担を減らせる
「ずっとワイヤーは抵抗がある…」という方も、
・前半:ワイヤー矯正
・後半:マウスピース矯正
とすることで、目立つ期間を短くできます
結婚式や就職活動など、ライフイベントに合わせやすいのもメリットです。
併用矯正は全ての人に向いている?
併用矯正は有効ですが、
・歯並びの状態
・骨格
・ライフスタイル
によって最適な方法は異なります。
そのため、精密検査とカウンセリングが重要です。



















